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三味線

津軽三味線の魅力は、撥が皮に当たった瞬間に生まれる、打楽器のような鋭さと太棹ならではのうねる響きにあります。本記事は筆者が想定する大人の初心者(仕事や家庭で時間が限られる方を想定)向けに、準備から楽器選び、独学と教室の判断、1週目から1年までの練習計画までを一本の流れで整理します。

三味線

初めて自宅で三味線を膝に乗せ、鏡の前で胴の位置と棹の高さをほんの少し直しただけで、開放弦の音がすっと澄んだことがありました。三味線は3本の弦を撥で弾く楽器ですが、最初の1週間は曲より先に、姿勢と撥の扱いで音の輪郭が変わるんですよね。

三味線

三味線の最初の1曲は、知名度よりも調弦とテンポが自分に合っているかで選ぶと、途中で手が止まりにくくなります。筆者は入門者に曲を渡すときにまずこの点を重視していますが、これは筆者の経験則に基づく目安です。

三味線

三味線の調弦は、ギターのようにいつも同じ絶対音へ固定するものではなく、曲や唄い手の声に寄り添って高さを決めていくものです。その前提を押さえたうえで、これから調弦を覚える人は、まずチューナーで4本調子の本調子 C-F-C を合わせ、そこから二上り C-G-C へ進むと道筋がぶれません。

アコーディオン

アコーディオン選びは、価格だけ見ていると失敗しやすい楽器です。楽器店で接客していた頃も、最初の1台で重さを見落として練習が止まったり、鍵盤数が足りずに早い段階で買い替えになったりする場面を何度も見てきました。予算帯を先に決めて、重量と鍵盤数・ベース数を一緒に見るだけで、後悔の出方はだいぶ変わります。

アコーディオン

楽器店でいちばん多く受けた質問は、「いくら用意すれば失敗しませんか?」でした。店頭では、子ども向けのミニサイズは数千円台からあります。代表例として『TOMBO』の34鍵60ベースはメーカー表記で132,000円(メーカー標準価格・メーカーサイト表記)、

アコーディオン

アコーディオンは鍵盤やボタンを押せば鳴る楽器ではなく、蛇腹が空気を送り込んで初めて声を持ちます。Wikipedia アコーディオンでも整理されている通り、右手は旋律、左手はベースや和音を担い、その全部を実際に鳴らしているのは蛇腹です。

アコーディオン

筆者の店頭経験では、7kg級の72ベース機を初めて肩にかけた方が短時間で肩や背中の張りを訴えるケースを何度か見かけました(個人的な観察に基づく記述です)。独学初期は、長時間続けるより短時間を高頻度に分ける練習設計のほうが継続しやすいと感じています。

アコーディオン

東京・大阪でアコーディオン教室を探し始めると、教室ごとに楽器の種類も体験料金もレッスンの進め方も違っていて、最初の一歩で止まりがちです。この記事では、初めて習う人や独学で左手ボタンと蛇腹操作につまずいた人に向けて、主要教室を整理し、体験申し込みまで進めるための判断材料を提示します。

アコーディオン

アコーディオンが大人の趣味にしっくりくる理由は、蛇腹で空気を送りフリーリードを鳴らす仕組みの中に、右手の旋律と左手のベース・和音が同居している点にあります。休日の20分、蛇腹をゆっくり開閉しながら右手でメロディ、左手でオムパを重ねると、一人なのに合奏しているような高揚が返ってくることが多いです。

尺八

いま一般に「尺八」と呼ばれているのは普化尺八で、前に4つ、後ろに1つの計5孔をもち、標準管は1尺8寸で約54〜55cmです。竹の息づかいがそのまま音になる楽器です。

尺八

尺八をこれから始めるなら、最初の一本は「竹で憧れを買う」よりも、プラスチック→木製→竹管の順で段階を踏むことをおすすめします。筆者がワークショップで初心者の方に吹き比べてもらうと、最初の一音が出るまでの早さや、帰り道に気兼ねなく持ち歩けるかで手が伸びる素材がはっきり分かれました。