水島 遥

音楽ライター

音楽雑誌の元編集者。ピアノ→ウクレレ→アコーディオンと楽器を渡り歩き、50種類以上の楽器入門を取材。大人の「挫折と再挑戦」に寄り添う記事を得意とします。

楽器入門コラムアコーディオン

元音楽雑誌編集者。50種類以上の楽器入門体験を取材。

水島 遥の記事 (9)

コラム

世界の珍しい楽器は、旅先や動画で耳にした音が忘れられないところから関心が始まる。その入り口に合わせて、この記事では20種を打楽器・体鳴楽器5、管楽器5、擦弦5、撥弦4、電子1という「音の出る仕組み」で整理し、名前の一覧ではなく、予算と鳴らしやすさまで見て選べる形で示していく。

コラム

サックス、アコーディオン、三味線、尺八の保管は、湿度40〜60%、室温15〜25℃を保てるかどうかで決まります。湿気でカビやサビが進むだけでなく、乾燥で木部や皮が割れ、梅雨入りや暖房開始の急な変化がいちばん傷みを招くので、保管は「湿らせるか乾かすか」ではなく、数値を安定させる作業だと捉えましょう。

楽器入門

カリンバは、中央のドから左右交互に音が上がる17キーの小さな楽器で、両手で持って親指で弾くだけで初日から音が出せるのが魅力です。音楽雑誌の編集者として50種類以上の入門体験を取材してきた中でも、この楽器は「音が出るまでが最速なのに、1曲弾けるまでが遅い」という珍しいギャップがあり、

楽器入門

ウクレレは、ピアノ経験者でも最初のコードチェンジで手が止まりやすい小さな弦楽器です。筆者自身もウクレレを始めたばかりのころは指が思うように動かず、『きらきら星』を1週間くり返して、ようやくコードをつなげられる感覚をつかみました。

コラム

中古楽器は、新品の半額前後で手に入ることがある一方で、外観のきれいさだけでは状態を判断できない品である。ピアノ、ウクレレを経てアコーディオンにたどり着き、中古で手に入れたものの内部調整に思わぬ費用がかかり、本体価格だけを見ていた判断を反省した経験があると、総額で考える視点の重さが身にしみてわかる。

コラム

楽器のプレゼントは、贈る相手が初心者か経験者かで正解が逆になる。ピアノ、ウクレレ、アコーディオンと渡り歩いてきた水島遥の実感でも、経験者はすでに試奏して選び抜いた愛器を持ち、好みも固まっているので、本体や弦のような備品は外しやすい。

楽器入門

大正琴は、1912年に名古屋・大須で森田吾郎が生み出した和楽器で、左手で数字の振られたボタンを押し、右手のピックで弦をはじくだけで音が出ます。五線譜が読めなくても数字譜を追えばその日にメロディを弾けるため、ピアノやウクレレでつまずいた経験がある大人でも、入り口の低さを実感しやすい楽器です。

楽器入門

ウクレレ選びは、まずサイズから決める楽器だ。大人が最初の一本を選ぶなら、音色の好みよりも弾きやすさを先に見たほうが失敗しにくく、ソプラノは弦長が短く押さえる力を抑えやすいので入門に向いている。

楽器入門

ハーモニカは、10ホールズ(ブルースハープ)・複音・クロマチックの3種類に分かれる小型の楽器で、最初の1本を間違えると、やりたい音楽に届かないまま買い直しになる。ピアノからウクレレ、さらにアコーディオンへと渡り歩いた経験があると、「安くて手軽だから」で選んだ楽器ほど棚の奥に眠りやすいことを痛感するものです。